われわれはシステム開発における境界を低くし、発注者とSierの相互理解が進み、信頼関係を基に混じり合うことを目指しています。
境界を”なくす”のではありません。境界自体はあっていい。
業界のプロはその道に精通していくべきでエンジニアリングの委細を知らなくていい。Sierは顧客の業界でプロになろうとしなくていい。しかしお互いがお互いを尊重し理解する必要はある。
業界のプロはビジネスドメインとプロジェクトのビジョンを時間を割いて伝えるべきである。Sierは顧客プロジェクトへの貢献をゴールに据え、ビジネスに関心をもち、設計と見積もりを顧客にわかる言語で説明すべきである。
しかし現在システム開発はブラックボックス化しており、クライアントは信頼できるSierを探すのに苦労し(そして多大なコストを払っている)、Sierもクライアントの発注や計画変更に備え自衛策をとらざるをえないのが現状です。
これが大企業であれば勉強料で済むかもしれません。しかし中小企業にとって、システム投資失敗の影響は会社の存続に直結しかねません。
私は前職でプロダクトオーナーにこう評されたことを誇りに感じています。
「私は技術のことはわからない。だがあなたは"顧客の言葉"で話してくれる。だからどのクライアントとの会議に同席してもらっても、なんの心配もない。」
ビジネスサイドとエンジニアサイドの両方がわかる人間として、「翻訳家」として橋渡しをさせてください。
1. ビジネスと技術の「翻訳」
発注者の戦略を技術要件に落とし込む
技術的制約やリスクをビジネス影響として説明
2. プロジェクトリスクの早期発見
要件定義段階での認識齟齬の発見
見積もりの第三者チェック
3. 圧倒的低コストでのシステム開発
中小規模のシステム受託開発
管理コストを省き低コストを実現